皆さま、こんにちは。
いつもJuttoku.のブログをご覧いただきありがとうございます。
新しい年を迎える準備
Juttoku.のお店にも、今日から門松を置きました。
私たちJuttoku.にとって、このお店で冬を迎えるのは二回目・・・!今年は、去年よりも少しだけ大きな門松に。
歳神様をお迎えする
門松を玄関先に置くことにより、松を依り代にして、歳神様にお越しいただきます。歳神様は空から山に、そして、常緑の樹木に宿るといわれているので、山から常緑樹である松をこしらえて、家々の玄関に飾ることで、そのまま歳神様にもお越しいただくといわれています。
無論、歳神様は目に見えるものではなく、八百万の神々を感じそして崇敬して自然とともに暮らしてきた日本人ならではの感性から育まれてきてる風習の一つ。 これも日本の美しい暮らしの一つですよね。
門松をあつらえる
昨年に続き、Juttoku.の門松は園芸職人の方にお願いしました。といっても、私にとっては大切な小学校のクラスメイトだった友人の一人。彼女は、小学生の頃から既に農業、造園に興味を持ち、その専門の勉強を学んだうえで、高校を卒業後そのまま弟子入りへ。親方のもとでみっちり学びをえて、15年近くたった今ではもう中堅さん。
藁で土台を作り、そして・・・・
竹もきれいに米ぬかで磨き、のこぎりできれいに切ってさしてくれました。
ついでに・・・・この竹の切り方には二種類あるそうです。
一つは、斜めに切った「そぎ」、もう一つは真横に切った「寸胴」。
言われてみると・・・確かに地域や場所によっては、竹の切り方が違う門松が飾られていますよね。
※「そぎ」の斜めの切り方の発祥元には、徳川家康の時にあると・・・。
また、一方で斜めに切った竹の切り口は「笑口」に似ていることから、『笑う門には福来たる』ともいわているそうです。諸説あるとは思うのですが、竹の切り方一つにも、”思い”を表すのは風情ありますね。
そして、お正月の縁起飾りとして・・・・
「千両」を最後につけてくれて・・・・、
完成です!!!
2014年も残りあと幾ばく・・・!新しい歳神様を迎えいれるためには、部屋の掃除もさることながら・・・自分自身の心や頭もスッキリさせて、心身ともに気持ち良い状態で新しい年を迎えたいものです。