2019年もありがとうございました

Juttoku.店舗便り
Juttoku.の世界観や香りを五感で感じ取れるJuttoku.店舗。本コラムでは、お店でのあれこれをお届けします。

本年もありがとうございました

2019年も残りわずか。
この一年、皆さまいかがでしたでしょうか。

Juttoku.では、今年もおかげ様で多くのお客様とのありがたいご縁をいただき佳き香満ちる年を過ごさせていただきました。 その中でも今年はお客様からも、様々なありがたいお声を直接いただけることが多かった年だったと思い、大変感慨深くおります。いつもご愛用いただいております皆々様はじめ、うれしいお便りをお送りいただきました皆々様にこの場をおかりしてあらためて御礼申し上げます。

 

「令和」の香

お香づくり体験におきましても、全国津々浦々、様々なお客様にご来店いただきました。ご来店いただきましたお客様、誠にありがとうございました。

当店のお香づくりでは最後にご自分で創った香りにお香銘をつけていただいております。そのときの季節にあった銘をつけられたり、今のご自身の気持ちを銘づけられたり、様々で自由でありますが、今年はなんといっても断然多かった銘は、ずばり「令和」を名入れする方が多かったです。

 

(一部抜粋にて写真にてご紹介)

昭和・平成と聞きなれた元号から、「令和」になった瞬間、最初は少し戸惑いもありながらも、お店の中で感じるのは、この『令和』という響き、そしてこめられた思い・願いに多くの方が共感していらっしゃるのが伝わりました。

 

 

 

香をつうじて国際交流

また、一方で、当店に様々な国の方にも今年もご来店いただきました。

つい先日も、マカオから来日されている方がどうしても参加したいということ、急なお話にも関わらず予めご予約いただいていたお客様が快く受け入れていただき、ちょっとした国際交流の空間の場にもなりました。

(マカオの方がつくられた香)

 

また、11月には韓国にてINCENSE CEREMONYと題し香を愛でる会を行い、

 

また、某外資系企業様の企業研修のなかで英語で香の講座も行わせていただきました。

 

日本文化への興味関心の高さを感じるとともに、“香り”という人間の共通感覚がそれぞれの国々でとらえられる文化などの違いや共通を互いに知るというのは何度行っても楽しいものです。そして、海外の視点から一緒に見ることで、あらためて見えて感じる“日本独特の世界観”というのがあると思いました。

今年は平成から令和へと御代替わりがあり、第126代天皇へと皇位継承される記念すべき年でもありました。しかし、長い歴史や伝統一つ一つが日本国内にいるとこれがどこか“当たり前”と感じてしまいますが、他国からするとこれほどまでに素晴らしく稀有なものはないというのをあらためて実感してしまいます。 それは、決して日本が一番すごい国であるということを意味しているのではなく、自国の文化・歴史というのをきちんと知る、というのがこれからもっとグローバル化していくにあたりより重要になってくると思いました。

Juttoku.の香体験の席でも常々お伝えしておりますが、日本の香文化の特徴の一つはそれぞれ“個性”の強い香りひとつひとつが複雑にも調和して薫るところに奥深さがあり、平和そのものの世界だと思っています。

 

平和な世界へ

 

先日も、天河神社にて一年の無事の御礼とJuttoku.の香を使っていただいてる皆々さまにとって、“たいらけく、やすらかな”安心立命の日々を祈ってまいりました。

 

それぞれが安らかな心で過ごすことで各々の“個”が花開き、個性が生きることで、『令和』という名のとおり、各々の個が寄り添いながら調和しあえる世界が実現していくのだと信じています。

 

 

2019年も残りわずか。そして、当店の年内の営業も本日で終了します。あらためまして、今年も一年、格別のご愛顧を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
来年も、皆様により一層のご満足をいただけるよう、スタッフ一同サービスを向上させる所存ですので、変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
来る年も皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

Juttoku.

 

 

※尚、年末年始の営業日については≪こちら≫をご覧ください。お休み期間中は何かとご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。(来年は1月10日(金)より営業いたします)

 

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