謹賀新年

七福神2

新年あけましておめでとうございます。

“永き世の 遠の眠りの皆目覚め
波乗り船の 音の良きかな
ながきよの とおのねぶりの みなめざめ
なみのりふねの おとのよきかな”

(意味:夜に波音をたてて進む船が時を忘れてしまうほど心地よくつい目覚めてしまう)

この歌は、はじめからよんでも後ろから読んでも同じ音になる回文歌として有名でありますが、お正月二日目の夜に、宝船の絵を枕の下におき、この歌を3回読んで寝ると吉夢をみられるといわれています。

室町時代から日本には「初夢文化」が生まれたといわれていますが、江戸時代になると正月早々から歌入りの絵を売って歩く「宝船売り」が練り歩いていたそうです。悪い夢を見たらば、その絵を川に流し「夢流し」をしていたそうです。なんとも粋ですね。

今宵はちょうど正月二日目。宝船の絵を枕の下におけずとも、ぜひこの歌を3回唱えて寝てみてはいかがでしょうか。どなたさまにも、心の中に七福神を迎え入れ吉夢がみれますように。

そして、2017年も幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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