皆さま、こんにちは。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、前々から行きたかった『大神神社』に参拝に行ってまいりました。
午後から天川でアロマの商品の打合せがあったので、
それまでに間に合うようにと・・・朝4時に起きて、朝一の新幹線に飛び乗り、
行ってまいりました。
御神体は三輪山。日本最古の神社といわれる神社。
『大神神社』は、日本最古の神社といわれており、
「古事記」や「日本書紀」にも記載されている三輪山をご神体とされている、
由緒ある神社です。
なぜ、この神社にどうしても行きたかったかというと、
日本の香の始まりが、日本書紀にも記載されていることもあり、
去年の夏は、「古事記」「日本書紀」をひたすら読みあさっていました。
その際、重要なシーンの一部でもある、大国主の神が一緒に国造りをしていた
少彦名神が常世の国に返ってしまい、一人でどうすればいいのか・・という
中で、三輪山が重要な場所になるのです。
それ以来気になってしかたがなかったのです。
凛とした神聖な神域
京都から近鉄線の乗換がスムーズにできたため、奈良の大和八木駅に着いたのは、
朝の9時30分ぐらい。 駅からレンタカーを借りて、約15分ほどで到着!
日曜日ということも重り、参道には屋台や出店がでていて、
朝から多くの参拝客も列をなし、賑わいのある感じでした!
しかし、「二ノ鳥居」をくぐると、そこは今までの空間とは、まったく違う
凛とした神聖な神域へと変わりました。
大神神社の参道は、鬱蒼と木々が繁り、風になびいて杉やヒノキの木々の
香りが心地よく、心の中までも清らかにしてくれるかのようでした。
拝殿の後ろにあるご神体「三輪山」
拝殿前の最後の鳥居は、古代から建立されていると思わせてくれる
珍しい形です。
横木がなく、2本の縦柱間に大しめ縄が張り巡らせています。
神社の中でも重要な「本殿」がない大神神社は、拝殿の後ろのある“三輪山”がご神体です。
現在の拝殿は、寛文4年(1664)徳川4代将軍家綱が造営されそう、江戸時代を代表する 堂々とした建物で、大正10年に国の重要文化財に指定されました。
拝殿前に立つ「巳の神杉(みのかみすぎ)」。
“江戸時代には、「雨降杉」とあり、雨乞いの時に里の人々が集まり、この杉にお詣りをしました。いつの時代からか、杉の根本に、巳(み)さん(=蛇)が棲んでいるところから、「巳の神杉」と称せられるようになり、巳さんの好物とされる卵が、酒とともにお供えされています。”
(引用元:大神神社HPより)
御祭神の大物主神が蛇に姿をかえれたという伝承が、「日本書紀」にも記載されており、
蛇神は大神の化身として信仰されています。
この日も、『このご神木は大きな力をお持ちだ!』と仰って、熱心に手を合わされている方を
多くお見受けしました。
参拝後の帰りみち、苗木の販売がされておりました。
“境内の木々の種子を採取し発芽したもの”とのことで、
『なんてん』と『センリョウ』をいただいてきました!
お店の前の小庭園に植林させていただこうと思っています。(お店にお立ち寄りされた際は、ぜひご覧ください!)
お茶を一服。心休まる、つかの間のひととき。
偶然にも、毎月第一日曜と第四日曜しか行われていないというお茶の席がひらかれておりました。せっかくの機会ですので、三輪山の麓のこの静かな境内の中でお茶をいただきました。
気づけば、朝からノンストップでここまで来ていたので、
お抹茶をいただきながら、つかの間の心休まるひとときを過ごさせていただきました。
おだしいただいたお抹茶の器は、「七草」がかわいく描かれており、お抹茶も大変おいしかったです。
パワースポットといわれるが、聖域が守られている未知なる空間
日本の5大パワースポットの一つとまでいわれているみたいで・・・、
せっかくの聖地が観光地みたいになっていたらいやだな・・・と思っていたのですが、
偶然なのかたまたまなのか・・・
私が参拝したときに見受けられた参拝客のみなさんは、
誰もが、必ず鳥居の前で一礼を深々とされていて、
神様にきちんと向き合われている方が多くいらっしゃったのが、すごく良い印象でした!
今回は、時間の都合で、拝殿までの参拝となってしまいましたが、
ほかにも、財宝の神様といわれる「神宝神社」や、薬の神様として信仰が深い「狭井神社」や、
女性の神様「市杵島姫神社」など、まだまだまわらせていただくところがあります。
なによりも、次回こそは、御神体である三輪山を登らせていただきたいと思っています。
(http://www.oomiwa.or.jp/nyuuzantouhai.html)
それでは、これより天川に向かいます!
本日も最後まで当ブログをご覧いただきありがとうございました。
アクセスのご案内
◆大神神社◆
HP: http://www.oomiwa.or.jp/index.html
住所: 奈良県桜井市三輪1422
主祭神: 大物主大神、大己貴神、少彦名神
創建: 不明 (神話にも登場する日本最古の神社)
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: JR「三輪駅」から徒歩5分