皆さま、こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は、Juttoku.の店舗がある弁天町の町内会主催の「もちつき大会」が行われました。Juttoku.の店長である井口(義)も、手伝いで参加しておりました。
私たちスタッフは、お店の合間に交代交代で行ってきましたが、正午からつきたてのお餅がふるまわれたのですが、もう5分もしないうちにあっという間に大行列に・・・!
美味しい米のかおりが立ち込める
いい大きさにカットされて手軽に買える便利な時代に生まれ育ってしまうと・・・そもそもどういうふうに作られるのか、知っているようで知らないお餅作りを少し体感してきました。
原料となるもち米は、前の日の夜に研ぎ水につけこみ一晩寝かせるそうです。そして、水切りをしたもち米をせいろにいれて、45分~60分ほど蒸らします。
蒸かした餅米を、臼の中に! 弁天町の臼は、長年使っている石臼。
蒸かしたての餅米は、お米の何とも云えないいい匂いがたちこみ・・・!一粒一粒がキラキラと光り輝いています。
次に、杵で餅米を潰していきます。この作業がポイントの一つだとも仰っていました。体重をかけながらグィッグイッと押し込みながら餅米を潰していくのですが、ここで餅が粘りを出し、粒々がこなれる程度までしっかりこねておくと、次の餅“つき”がかなり楽になるそうです。
そして、いよいよ餅つき! 約6キロはあるであろう重たい杵を大きくふりかざし、大きくドシッと臼へめがけてつきます。 ”合い取り”といわれる水を手につけて餅を返す人と、つく人とのかけ声をかけあいながら、タイミングよくついていきます。 杵は力任せでうつよりも、杵の重さを利用してふりかざしながら打つほうが体力も消耗せず、手早く搗くことができるそうです。
ついていけばいくほど、どんどん餅米が粘っていき、蒸したての光輝いていた一粒一粒もきれいに一つの塊になっていきます。
男性陣の力作業でできたつきたてのお餅を、今度は女性陣が食べやすい大きさにちぎり、お餅をいろいろな味付けに。 しょっぱいのから・・・
甘い味まで・・・!
納豆、辛味大根、きなこ、そして、つぶあん! こんなにも様々な味で楽しめるのも、お餅ならではですよね。
皆さんも美味しそうに頬張っておりました!!!
お餅は神聖な力が宿る食べ物と考えられ、神の宿る鏡に見立てて形作ったというのが、「鏡餅」の由来です。「歳神様にお供えするもの」である「鏡餅」をつくるためにお餅をつく、というのも年末の風物詩の一つでいいですよね!
何よりも、つきたてのお餅は格別に美味しい・・・!!
いろいろな味で食べられますし、古来”神聖な力が宿る食べ物”として考えられていたということもあってか、食べると力が湧いてくる感じがします! この日も、お餅を頬張る皆さんの顔が笑顔で溢れていたのが印象でした♪
また、お餅つきというのは到底一人で行うことはできないので、みんなで協力しながら力を合わせて作り上げていく過程にもとても意味があるなぁと思いました。
こうして古くからの風習を大切にしている弁天町にお店をもたせていただいてよかったなぁとあらためて思う日でした・・・・☆!
町内会の皆々様、本日はありがとうございました!!!!!
(参考までに・・・)
「弁天町」という地名にあるように、弁天様を祀られている祠もあります!
私は毎朝ここで手を合わせて一日が始まります。
ここ以外にも、この辺にはあと私が知っているかぎりでは3ヶ所弁天様が祀られているところがあります!!興味ある方がいらっしゃれば、ぜひぜひお声がけください♪