今週は、会社のスタッフのみんなと淡路島へと出張に行ってきました。
なぜ、淡路島かというと・・・
実は、お香の生誕地は淡路島なのです。お香と聞くと、多くの人は古都の京都や
鎌倉を思い浮かべる方が多いかと思います。
日本書紀によると、595年に日本に初めて香木が流れついてきたといわれています。
『沈水、淡路島に漂着』
この香木が流れ着いた場所こそが、淡路島なのです。
当時、淡路島の人々は、この木片をふつうの流木だと思い、まきと一緒にかまどに投げ込んでしまったのです。すると、芳しい香りが漂ったので、驚いた人々は、慌てて火の中から引きあげ、この木片を朝廷に献上しました。すると、摂政であった聖徳太子はすぐにその木が沈香の香木だと判別し、木の一部で仏像を作りました。
淡路島は、その後も季節や流通の条件とうとうもあり、昔よりお香の生産地となっているのです。
#枯木神社には、最初に漂流してきた香木を今でも大切に祀られています。
さて、今回は職人さんたちの作業現場を一つ一つきちんとみせてもらいました。
昔からの技法を今でも継承して、一つ一つ手作業で丹念につくられているのをみて、
本当に感動しました。
世の流れによって、機械化による商品の大量生産の物で巷にはあふれていますが、
ここまでも一段階一段階手作業で、職人技で作られているというのを
目の当たりにして、自社のお香を聞くときに、香りとともに、より気持ちが高まるような感じがしました。
製造過程の写真をHPに近日中にアップする予定でおります。
ぜひ、その際は写真をとおして職人技をみていただければと思います。
(HPにアップできた際には、またBLOG内でご報告させていただきます)