香炉の使い方~その壱~

Juttoku.店舗便り
Juttoku.の世界観や香りを五感で感じ取れるJuttoku.店舗。本コラムでは、お店でのあれこれをお届けします。

 

香炉の使い方

香炉と香立の選び方」をご案内しましたが、では実際にどうやって香炉をお楽しみいただくかをこちらにてご紹介いたします。

 

必要なもの

香炉を使うにあたり、必要なものは「香炉灰」になります。香炉は基本的には器状になっているため、香炉灰と呼ばれる灰を器の中に敷き詰めて使用します。

 

その1:香炉灰をいれる

香炉灰を袋から直接香炉の中にいれてください。

 

いれる量は、大体香炉の八分目ぐらいまでを目安にいれてください。

 

(その2)香に火を灯す


スティック香の先端にライターなどで火を灯します。

 


▲お香の場合は、息で吹き消しても大丈夫です。

火を消し、くゆらしてください。

 

(その3)香をたてる

香炉の中心部を目安にに、スティック香を真っすぐにして立たせてください。スティック香を香炉灰の中に差す深さは、灰の状態にもよりますが約5mmぐらいが目安になります。

 

スティック香を香炉灰にさして、直立不動のように真っすぐ立つのを必ず確認してください。

 

(その4)香を楽しむ

これで、香がひろがる安らぎのひと時をお楽しみいただけます。

 

気を付けておくといい点

このように、香炉はどなたでも簡単にお楽しみいただける香道具の一つになります。日常の中でも安心して使い続けいただくうえで、下記補足事項となります。

 

真っすぐに、香炉の真ん中に

スティック香を香炉灰に立たせる際、少しでも横にぐらついている場合はスティック香が倒れる危険があるので、手を放しても真っすぐに立つのをきちんと確認してください。

また、香炉の中心部分を目安にスティック香を立たせてください。 そうすることで、スティック香の灰も香炉の中にはいりますますので、まわりが汚れません。

 

焚いているときは蓋をあける

香に限らず、物が燃える仕組みとして空気中の酸素が必要になります。

そのため、基本的に香炉には蓋がついていますが、香炉の形状や通気口の窓の大きさにより、蓋を閉めてしまうと酸素がうまく香炉の中にまわらないため酸欠になり、お香が途中で消えてしまいます。

このような点から、基本的に蓋をあけて焚いていただくのをおすすめしております。

 


▲この形状の窓の大きさと数では、蓋をあけなければ酸欠になります。

Juttoku.オンラインショップ内では、お選びいただきやすいように、香炉の蓋の部分も撮影をしております。 形状で酸欠の心配がない場合は、フタを閉めてお使いいただけますので、該当する商品の場合は記載しております。

 

焚かないときはインテリアに

焚かないときは、蓋をしたまま、インテリアの一部として空間を彩る置物としてお楽しみください。

 

暮らしにあうものを

Juttoku.オンラインショップでは華やかな香炉からシンプルなデザインまで様々な香炉を取り揃えています。

ぜひ、あなたの暮らしのなかに寄り添うデザインの香炉をお選びください。

⇒Juttoku.が取り扱う香炉一覧は『こちら』からご覧ください。

 

 

 

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