取材をうけて思い返す、創業時の想い~第二章~

皆様、こんにちは!
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、「取材をうけて思い返す、創業時の想い~第一章~」のブログの続きになります。

(前回の内容は、〈こちら〉からご覧ください)

 

 

日本の文化を海外へ伝えていきたい・・・

 

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気持ちがだいぶ明るくなり、今まで周りが暗い世界にしかみえなかったのが、
光溢れる世界にみえるようになりました。
あの時の印象は今でもはっきり覚えています。

この上の写真は、小屋を出た後に撮影した写真なのですが、
まさにあの時の私の心情を表してるかのようでした。

香りで癒やされていた私は、お香のことをもっと知りたい!!
と思い、その小屋のご主人にいろいろと伺いました。
そして、そこから返ってきた言葉で、私の心が決まりました。

ご主人

 「お香は、日本から古くからあるのよ!
日本の三大芸道の一つに香道もあるように、日本人は香にとても親しみをもって暮らしてきたのよ! だから、お香もれっきとした日本の文化よ!! 」

これを聞いた瞬間に、今まで漠然と頭の中にバラバラとしていた想いや考えが、一つのパズルのピースが全てはまり一枚の絵になったかのようにビジョンとしてみえました。

『こうしてストレス社会の中で生きている人たちに、
少しでも香りを通じて心安らいでいただきながら、
毎日を生き生きと暮らしていくお手伝いをさせていただきたい!』

『そして、海外に日本の香をつうじて、
もっと日本のことを知っていただき、来ていただきたい!』

というのも、これも自分の経験からなのです。

大学生の時、大学の取り組みで海外からの交換留学生達のサポート
をするボランティアグループに所属していました。
留学生たちは、アメリカ・カナダから、中国、韓国、マレーシア、タイ、
ロシア、フランス、イギリス・・・・等など様々なバックグラウンドをもった
人たちが総勢30名近く、約一年間勉強しに来ていました。

当時の私は、自分の国のことにはあまり誇りをもてず、日本よりも海外
にばかり興味がありました。
そんな私にとって、彼ら留学生との出逢いは大きなカルチャーショックでして、
「なんで彼らは、わざわざ日本に留学してまで来たいと思うのだろう?!
私だったら、逆なのになぁ。」と内心思っていました。 

しかし、彼らのサポートとして選ばれて就いたからにはおもてなしの心で、
様々な所に観光で連れていったり、また一緒に体験したり・・、
日本のことを知っていただこう!と取り組みました。
そして、自分の国のことなのだからきちんと説明できるだろう!と軽く考えていました。

でも、ここで赤っ恥をかくことに。
歴史のことも、文化のこともきちんと理解できていないから、
適当なことしか説明できない自分・・・。
時には、彼ら留学生に逆に説明して教えてもらうこともありました。

このきっかけをつうじて、あらためて自分の国のことを知りたい!と思い、
日本の歴史、文化などを学びはじめました。
学んでいけばいくほど、彼らが魅力を感じて日本に来たい!と思う理由が、
ようやくわかりました!
(自分の国なのに・・・知らなかった私は恥ずかしい限りです)
そして、彼らの交流を通じて、もっと日本のことを海外の方々に
お伝えしていきたい!、
ゆくゆくは日本に来ていただきたい!という思いが膨らんでいきました。

社会人生活の中でずっと封印されていたこの時想いが、
ご主人の話しで蘇りました!

 

 

 

こんな私でも社会のお役にたてる仕事をさせていただきたい

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こうしていきたい!という想いが芽生えたものの、個人で仕事の合間でやるべきか悩みました。

しかし、当時はリーマンショックの後の不安定な経済情勢のなかで、会社のあり方にも考えるようになっていました。合理主義をならえとばかり合理的経営を進めた結果、トドのつまり、滅びるところは滅びる。

数字ばかりを追い求め、本来の会社としてのビジョンが乖離されているのではないか。何か日本人のココロというのが、どんどん見失っているようにも感じました。

 その時に、私ができることを、例え小さなことでもいいから社会のお役にたてるように、進めていこう!と決心しました。

 
それは、自分たちでお客様にサービスを提供して、いただいたお代を社会に還元していく。当たり前なようで、これがなかなかできずにいる現実の社会も垣間見た私には、大きな志をもつことができ、会社として本気で取り組もうと思いました。

 

これから続く未来・・・! 

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だいぶ長くなってしまいましたが・・・・このような思いが重なり、創業することになり、今に至ります。

 IT業界から小売・・・という大きな蔵替えのなかで、右も左もわからず・・・手探り状態で始めて、今に至ります。 

「言うは易く行うは難し」、とはまさにこのことで、志はあってもいろいろな苦難にもぶつかりました。 あぁ私には無理なのかな・・と諦めようと思う時も。

しかし、あの時の想い・志の炎というのは、不思議と消えることがなく、一人でも多くの方に香をつうじた安らぎの一時を生活の中で味わっていただきたい、海外に日本の香文化を拡めていきたい、そして・・・会社としてお役にたちたい・・・、この一心できました。

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創業当時からお力をいただいている淡路島の職人の方々には、頭があがらないほど感謝の気持ちでいっぱいですし、また、創業時は一人だった私も、今はおかげ様で同志とよべる仲間も増えました。

 

人生は一度きりなのだから、その一日一日が幸せを感じる日々であっていただきたい、その日々の暮らしのなかで「Juttoku.」の香りが、心豊かな生活の一部になってもらえたら幸いです。

 

 

スタッフ共々、これからもお客様にお喜びいただける商品・サービスをご提供してまいりたいと思っておりますが、全てはお客様に喜んでいただきたい一心なので、ぜひ様々なお声をいただきながら、一緒にJuttoku.を創りあげていただけますと何よりの幸せです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長々となってしまいましたが・・・・・最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

これからも第三章、第四章と続き、お喜びいただけるようにがんばっていきます!

 

 

 

 

 

ありがとうございました!

 

 

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