皆さま、こんにちは
Juttoku.のブログをご覧いただきありがとうございます!
さて、この度は各方面より開店のお祝いのご連絡をいただきありがとうございました!
創業から早5年が経ちますが、こうしてようやくお店をもつことができるのも、
日頃ご愛好いただいてるお客様を始め、そして、支えていただいてるスタッフの方々、
何よりも、尊敬してやまないお世話になってる職人の方々のお陰です!
本当にありがとうございます。
さて、今日はあらためて「Juttoku.」についてご紹介させていただきたいと思います。
Juttoku.とは・・・・「香十徳」の言葉に機縁
古来より伝わる、香の十の効用を記した「香十徳」。
この教えを現代のライフスタイルに結び付けたいという思いから「Juttoku.」は生まれました。
1. 感格鬼神 感覚が研ぎ澄まされ
2. 清淨心身 身も心も清らかにし
3. 能除汚穢 よく穢れを取り除き
4. 能覺睡眠 よく眠りを覚まし
5. 静中成友 静けさの中に安らぎを得
6. 塵裏偸間 忙しいときにも心を和ます
7. 多而不厭 多くとも邪魔にならず
8. 寡而為足 少なくても十分香りを放つ
9. 久蔵不朽 年月を経ても朽ちず
10. 常用無障 常用しても無害
一休さんがまとめたといわれている香十徳
この「香十徳」は、あの一休さんでお馴染みの”一休宗純”がまとめあげたといわれております。
一休宗純は、京都にあります臨済宗の大徳寺のお坊さんでした。
この大徳寺は、香道の志野流と縁が深かったようで、そこでの機縁があったと
いわれています。
日本の誇るべき香りの文化
そもそも、日本には室町時代よりも前から香りの文化があり、
日本での香の歴史は長いのです。
日本でのお香の歴史は長く、伝来した当初は邪気をはらうために。その後、平安時代には、
貴族たちの美しさの演出の一つになり、鎌倉時代には精神統一のために用いられ、
江戸時代以降一般にも浸透して行きました。私たち日本人にとって古くから馴染み深いもの
です。
そのため、一休宗純がまとめあげた「香十徳」は、既に暮らしの中に香が溶けこんでいた当時の人々は、何気なく感じていた香の良さというものを、「そのとおりだね!!」「よく、明文化してくれた!!!」と感じられたのではないでしょうか。
そして、その後も時代をこえて、様々な形で香を生活の中にとりいれ、
香り溢れる暮らしを送っていました。
悠久の時をこえて今も通じる香の効用
時は変われども、この「香十徳」の教えは、慌ただしく何かに追われる現代の
私たちにこそ大切なものではないでしょうか。
1. 感格鬼神 感覚が研ぎ澄まされ
2. 清淨心身 身も心も清らかにし
3. 能除汚穢 よく穢れを取り除き
4. 能覺睡眠 よく眠りを覚まし
5. 静中成友 静けさの中に安らぎを得
6. 塵裏偸間 忙しいときにも心を和ます
7. 多而不厭 多くとも邪魔にならず
8. 寡而為足 少なくても十分香りを放つ
9. 久蔵不朽 年月を経ても朽ちず
10. 常用無障 常用しても無害
心ときめく香りが誘う空間の中で、心身ともに安らぐ静かなひと時を過ごすことで
感じ取れる喜びや幸せがあると思います。
それは、悠久の時をこえて、先人たちも同じように香を焚きながら感じ得ていたことでしょう。
日本の古からの香文化を未来へ紡いでいく
『香は人に徳をもたらす』。
「Juttoku.」は日本の古からの香文化を未来へ紡ぎ、
香りによる“心豊かな”暮らしをご提案してまいります。
本日も当ブログをご覧いただきありがとうございました。