功徳日(くどくにち)に浅草寺のほおずき市へ~元は雷除け!?~ #2

[このブログは、part1の続きです。part1は、こちらから]

でも、何故この功徳日にほおずき市が行われるのか・・・、気になりませんか?

きっと鬼灯(ほおずき)がめでたい♪ものだと思っていたのですが、調べてみると縁起物というより、「雷除け」という意味があるそうです。

お香でもてなす香りのある生活。-ほおずき市1

昔(江戸時代)、「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが、落雷のあった農家集落のなかで無事であったということから、1804~18以後に「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになったそうです。

しかし、その後の明治時代はじめに、赤とうもろこしが不作で、出店することができなかったけれども、多くの人々の要望により、この7月10日の功徳日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになり、また色と形が似通っている鬼灯も売られるようになり、今日に至っているそうです。

$お香でもてなす香りのある生活。-鬼灯市3

$お香でもてなす香りのある生活。-鬼灯市4

鬼灯は、飾るだけでなく、薬草としての顔もあります。 鬼灯の根や葉を乾燥させて、煎じて飲むと咳止めや解毒の効果があるそうです! 

私は、毎年鬼灯市に行っては、一株買って、お部屋に飾っています。夏の風物詩でもありますよね。
いい色に赤づいた鬼灯を、鳴らして遊ぶのも、毎年の楽しみでもあります。

今年はうまく音がなるかな・・・?!

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