臨時休業のお知らせ

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臨時休業のお知らせ

日頃よりご愛好いただき誠にありがとうございます。

さて、台風18号および大雨の影響による浸水被害のため、誠に勝手ながらJuttoku.神楽坂弁天町店は臨時休業とさせていただきます。 復旧作業の目途が現時点でついていないため、開店の目途がつきましたらまた当サイト内でもご案内申し上げます。

なお、オンラインショップ、お電話などでのお問合せは受け付けております。また、商品の一部は御取扱い店様でもお買い求めいただけます。

お客様におかれましては大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありません。何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問合せいただけますようお願い申し上げます。

 

末筆ながら、今回の大雨による被害に遭われた皆様、現状も避難を余儀なくされている皆さまには、心よりお見舞い申し上げますと共に、 皆さまの安全と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。また、何よりも、行方不明になっている皆様の早い救出をお祈り申し上げます。

 

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菊にあやかり長寿を願う、重陽の節句

花鳥風月~美しい自然の移り変わり~ 豊かな地球の恵みを敏感に感じ、絶妙な香りの配合を表現してきた先人たちの繊細な感性により培われてきた日本の香文化。それは、自然との共生を大切にし、様々なものを調和させ、新しいものを生み出す日本人の美意識そのもの。そんな日本人の美意識をはぐくむ「日本の美しい自然の移り変わり」を、本コラムでお届けします。 

 

長陽の節句_菊

 

重陽の節句

9月9日は、重陽の節句。五節句のうちの一つですが、この重陽の節句は耳慣れない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

中国の風習と日本の風習が合わさった「節句」

そもそも、節句とは季節の折目節目、つまり“季節の変わり目”のことを意味しており、古代中国(唐時代)の暦法で定めれた季節の節目でした。

古代中国では陰陽説が尊ばれており、陽(奇数)が重なると陰になるとして、暦の中で奇数の月と日が重なる日をとりだし、陰を避けるため季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓っていたといわれています。 この中国の暦の影響をうけて、古代の日本の朝廷も年中行事として定め、その風習が日本の農耕を行う人々にまで伝わり、人日(1月1日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)が五節句と定められ、宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになったそうです。

邪気を祓い、新節を清い体で

いずれにせよ、前述したとおり節句は季節の変わり目であることにほかならず、体調をくずしやすい時でもあります。 現代は医薬が充実していますが、未発達であった古代の時代で考えれば、邪気を防ぎ健康を保って季節の変わり目を乗り切るということは切実な願いであったと思います。 そこで、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うことが行事化され、前節までに身につけた穢れを祓い、新節を清い体で乗り越えようと考えられたのがことのはじまりです。

 

菊にあやかり長寿を願う

最大の陽数である「九」が重なるため重陽の節句といわれますが、「菊の節句」とも言われており、秋の深まるこの時期に鮮やかに彩る菊の花にあやかり長寿を願う行事が平安宮中に行われていました。

 

 観菊の宴

 

長陽の節句_菊酒」

菊を愛でながら、菊酒を呑みかわし、詩歌を詠んでは楽しむという「観菊の宴」。

菊の花と葉を穀物に混ぜて作られ、菊の花を浮かべるなどしてふるまわれた菊酒は、菊の清々しい香りと花の気品の高さによって邪気を祓い、寿命を延ばすと考えられ、互いに長寿延命を願いなが盃をかわしていたそうです。

桃の節供の桃酒、端午の節句の菖蒲酒とおなじように邪気払いとして呑まれますが、この菊酒が一番呪力が高いともいわれていたそうです。想像するにきっとこの菊酒は、お屠蘇のようなもので、ガブガブ呑むようなお酒というよりは一杯のお酒に願いを込めて呑んでいたのではないでしょうか。菊の花を浮かべるというのもなんとも風流なものですね。

 

 

被せ綿

菊

前日の夕刻に菊の花に真綿をかぶせて、庭にだしておくと、翌朝にはしっとりと朝露で菊の香りとともに真綿に染み込みます。この菊の香りもしみこんだ真綿で肌をふくと、肌が美しくなり、また長生きできるという、お祓いと長寿の願いをこめられた宮中の行事でした。

 

紫式部日記にもこの被せ綿について詠まれている歌があり、宮中の女性たちの心が今の女性にも伝わってくるものがあります。

 

 

香りで清める、それは心をも清める

 

「観菊の宴」「被せ綿」から共通してみえる菊の香り。感じ方は様々だと思いますが、菊の香りは清々しい香りで、まるで禊をした気持ちにまでさせてくれる清涼な香りです。

 

 

このごろの 時雨の雨に 菊の花     
      散りぞしぬべき あたらその香を

 

 

[この頃の時雨の雨に、菊の花は散ってしまいそうだ。 惜しいことにこの雨で芳しい香りも消えてしまうのだなあ。] この歌は、桓武天皇によって詠まれており、菊を詠んだ和歌としては最も古い歌であり、菊の香りが消えてしまうことを惜しまれている気持ちが伝わってきます。

 

長陽の節句_菊

目に見えない香りに静かに心を傾け、息づく自然の生命、自然の美を感じとる。今こそ大切にしたい心であり、心落ち着かせながらその香りを感じとることが、おそらく何よりも心を落ち着かせ、清らかにさせてくれたのではないでしょうか。

 

 

 

 

ここ連日、台風の影響もあり大雨に見舞われ、一雨ごとに寒暖の差が生じてきています。まさに、「節句」の所以である季節の変わり目であると感じる今日このごろです。
菊の節句にならい、菊の力で夏の疲れなども含め穢れを祓うかのように、時節柄くれぐれも御身おいたわりください。

 

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「大和心」を紡ぎ香が誘う平和な世界へ

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ご挨拶 創立7年目を契機に社名変更しました

 小やみなき降る秋雨に、人恋しさを覚える今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、私どもの会社が今年の8月31日をもって、創業7年目を迎えることができました。これも一重に皆々様のご愛好のお陰であります。

また、これを契機に、創業以来「株式会社ロータスグレーシーズ」の名称で皆様方からお馴染み頂いておりましたが、今夏に『株式会社和彌(あみ)』に変更しましたことをこの場をかりてご報告申し上げます。

 

創業当時を振り返り

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振り返ること約6年前、2009年5月が今の私にとっての大きなターニングポイントでした。以前当ブログでも書かせていただきましたが、富士五湖の一つの西湖でのお香の体験・そこでの小屋のオーナーの方の言葉が全てのきっかけでした。

 自然に囲まれた静寂な空間、そして、香が焚かれた心地よい空間の中でゆっくりしたひと時をすごしたあと、それまで抱えていた闇雲なストレスや心の疲れも消え去り清らかになれた実体験。そして、ふとオーナーが言った「お香は日本の誇るべき文化の一つ。香道は日本の三大芸道の一つでもるのよ」この一言で、『あぁこれだ!』と。

 断片的に心のなかで漠然と抱いて思いが、この瞬間にまるでバラバラだったパズルのピースが一個一個はまり心の中に一枚の絵としてみえた瞬間でした。 その時の感覚は、今でもはっきり覚えてます。そして、それまで悶々としていた日々だったのに、電光石火のごとく起業にまでいきつき、2009年8月31日に49万円という資本金をもとに登記申請し創業いたしました。

 

心の底からわき出る感謝の気持ち

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あの時から6年が既に経ち様々な試練などにもぶつかりながらも、7年目を迎えることができたと思うとただただ感慨深いです。1人で始めたのが、その後1人、2人と仲間も増え、現在は様々な面々の方々に支えられながら心強いチームメンバーと共に運営しております。また、創業当初はオンラインショプのみで運営していたのが、ありがたいことに2014年2月よりお店をもたせていただくことになり、また同時に現在は日本橋三越本店をはじめ様々なお店でもお取り扱いいただき、今年の10月からはヨーロッパでの販売もいよいよ始まることになりました。

 こうして今あるのは、お客様をはじめ、一緒に働いてくれているメンバー、関係各位の方々、そして、何よりもモノづくりの精神から生き方まで様々なことを教えてくれる職人の方々への感謝の気持ちでいっぱいです。あらためまして、この場をかりて深く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 しかし、こうして振り返るとメンバーが増えたりお店の形態なり始めた当初より変わった部分はありますが、この仕事/会社をつうじて社会に貢献させていただきたい想い・初志というのは今も変わりません。

(創業したきっかけについては«こちら»をもしよろしければご覧ください)

 

新社名にこめた想い

 

会社名を「和彌(あみ)」とあらためたのも、 7年目を迎えるにあたり初志を貫徹し会社としての使命をきちんと果たしてまいりたいと思い、社名を新たにすることにしましたた。

 

 

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 和彌(あみ)には2つの想いがこめられています。

 

「和」の精神が世界へ末広がりますように

日本の精神の根底にもある「」。それは、調和、温和、平和、和合という言葉にもあるように日本人の精神を表しています。 自然と人が対立したり、人と人が対立するのではなく、自然と人も調和し、人と人との調和、それが平和の世界そのものだと思っています。

この日本人が大切にしてきた「和」の精神を、“(弥の旧字)”の言葉の意味にあるように“末広がり”に世界にひろがり、平和な世界へと貢献できますように

 

香をつうじて極楽浄土のような世界へ誘えますように

 

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美しい香りと美しい音色は、天へ通じるといわれています。 雲をこえて上にひろがる天の世界は美しく清らかで光があふれており、あらゆる幸福に満ちており、そして、かぐわしい香りに満ちあふれている世界だともいわれています。 そう、その世界こそ、阿弥(あみ)陀如来様がいる極楽浄土の世界。 香をつうじてそのような幸福に包まれた世界へと誘えますように

 

 

「大和心」が秘められているお香

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お香との思いがけない出逢いからはじまり、今に至りますが、日本のお香の世界を知れば知るほど、香に秘められた力に魅了されるとともに、香をつうじて平和な世界へと繋がると信じております。それは、お香には日本人の精神である「大和心」、つまり『和』の精神がつめ込まれており、香を嗜む心にも日本人の感性が凝縮されていると思うからです。

 

「調和」した世界

私どもが開催させていただくワークショップの席でよくこのお話をさせていただくのですが、お香の香りは「調和」した世界そのものであると考えています。

お香の香りの原料となる白檀や、龍脳、桂皮、乳香などは、今も変わらず海外から輸入している貴重なものでありますが、香りそのものは、ツーンとするスパイシーなものもあれば、ウッディーな香り、はたまた、清涼感が強い香りなど、それぞれ一つ一つがとても個性の強い香りをはなっています。

まぜ合わせ方をまちがえれば、香り同士が喧嘩しますし不快な香りになってしまうほど。しかし、日本は古くよりこれらのとても特徴のある香原料をいくつもうまく和えながら調和した美しい香りの世界を創りあげており、目に見えない香りのなかにこの日本人の心を感じ取ることできます。

 

自然との共存、自然の恵みを感じえる和の世界

また、平安時代の貴族たちは自分たちで香を調合しており、その調合した香りは卓越した美しい感性からできたともいわれています。

このような日本人が培ってきた感性であり美意識は、まさに日本人が自然と共存し、自然の摂理にならい、自然を心で感じ心で表現してきた「和」の精神が根底にあるからだと思っています。

 

他にも、香のたしなみ方にも西洋の感性と違いがあったり、また、おもてなしの心で香をつかうなど、様々な面々で「和」の精神を感じ、お香を嗜むことで「和」の精神が磨かれ、感じえられると思うばかりです。

 

初心にもどり

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このような「和」の精神がこめられているお香を一人でも多くの方にとはじめたものの、創業当初は、『線香くさいのが嫌だ』『火を使うのが嫌だ』などとお香を使う前からどことなくでるマイナスのイメージや声が多く、とても奮闘したのを覚えています。そんな折、様々な方々のお知恵やアイディア等をいただきながら実現したのが、Juttoku.でも今メインでご紹介させていただいている「印香」です。

おかげ様で、これを機にお香を使うようになったというお声をいただくようになりましたが、まだまだ志半ば、いや、まだ半分にも至っておらず、会社としての使命を果たしきれていない不甲斐なさを感じております。7年目となる今期は、今一度初心にかえり、香が誘う安らぎの時間、美しい和のくらしをお届けし、一人でも多くの方に『あぁ幸せ』と日々の暮らしの中で感じてもらえるよう、社員一同社業につとめてまいりたいと思っています。

 

日本のお香の世界をお伝えできるように

また、創業の頃は、お香のことも本で読んだ知識のみであり、なかなか自分の言葉で伝えることができておりませんでした。

しかしながら、この6年間、淡路島の職人の方から教えてもらったり、また「香道」では敬愛する師匠のもとにお弟子入りさせていただき、毎週厳しくもお教えいただいております。そして、香の世界を描写している源氏物語をはじめとする古典を読み漁ったり、日本の文化・歴史なども学びなおし、時には修行もさせていただいたり・・・また、今年の5月にはご縁あって上海に行き、中国の香道を体験して、中国の香の文化なども教えてもらってきたりと・・・・・学びを重ねた6年間でもありました。

様々な学びをつうじて、少しずつではありますが日本の香についてだんだんと腹に落ちるようになったので、今まで様々な方々からお教えいただいたことも含めてお香の魅力などもきちんとお伝えしてまいりたいと思っております。

 

「和」の社会へと貢献

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 長々としたした文章となってしまいましたが、あらためまして、こうして7年目を迎えることができるのも、これもひとえにJuttoku.を愛用いただいているお客様をはじめ、支えてくださる社員、関係各位、そして、職人の方々のお陰と深く感謝しております。

また、年内にあらためてご案内申し上げますが、お客様皆さまからいただくお代の一部を日本の森林保護のために寄付し、豊かな日本の自然を保護していく活動も始めてまいります。

創立7周年、これを機に社員一同が今一度創業の精神に立ち返り、「和」の精神がつまったお香をつうじて平和な世の中へ、世界平和へと貢献し、これからの明るい未来につないでいけるよう引き続き一層の努力をしてまいります。

引き続き、皆さまの厚いご支援とご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2015年9月8日
株式会社和彌
代表取締役 井口

[追記]

冒頭に載せたお花の写真は、創業7年目を迎えた8月31日に、起業する際に相談して背中を押してくれた大切な友人からのお祝いのお花です。ありがたいごとに、毎年8月31日という私にとって特別な日に、届けてくれます。(おまけに・・・・その友人は仕事の都合でアメリカに転勤しているにもかかわらず・・・) お花を受けとると、嬉しさと感謝の気持ちで自然と涙がこぼれ落ちます。

あの時もらったアドバイスなどは今でも生きており、ふと迷いがでるとその時のアドバイスを思い返しています。陰ながらこうしていつも応援してくれる友人にも心から感謝です。

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PARIS DESIAGN WEEK 2015

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PARIS DESIAGN WEEK 2015 出品のご案内

この度、PARIS DESIAGN WEEK 2015に『The Wonder500』が出展することになり、Juttoku.の商品もパリの下記のお店にて企画展示販売されることになりました。

パリ在中の方、また観光で訪れる方はぜひお立寄りいただけますと幸いです。
また、現地の情報はおって現地スタッフの方よりご連絡いただけるとのことだったので、届きしだいこちらのウェブサイトでも御報告いたします。

《イベント情報》 PARIS DESIAGN WEEK 2015

 ・場所:UNIQULO LE MARAIS
     (39 Rue des Francs Bourgeois, 75004 Paris, フランス)
 ・会期:2015年9月5日(土)~9月12日(土) 
 ・URL:http://www.uniqlo.com/fr/shop/uniqlo_le_marais.html

 ・PARIS DESIAGN WEEK 2015についてはこちらを御覧ください。
 (海外サイトが表示されます)


 

 

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『能作』お香立て再入荷のご案内

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商品再入荷のご案内

 

能作 お香立て

富山県高岡市で400年受け継がれてきた鋳物の技術で作られる『能作』が手がけるお香立てが再入荷しました。

 

お香をくわえる小さな獅子

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 小さいけれども凛々しい獅子の形の香立てと香皿のセットです。
伝統的な意匠を普段使いにアレンジされており、獅子の口に香を差し込んでお使いいただけます。

 

笹モチーフの香の器

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笹モチーフの香の器です。本錫製と真鍮製の2種類がございます。

 

 

上記の他にも再入荷している商品がございます。本日より、店頭・オンラインショップでもご購入いただけます。ぜひ、御覧ください。

 

 


68479339能作 お香立て

富山県高岡市で400年受け継がれてきた鋳物の技術で作られる『能作』。「高岡銅器」の高度な技術をもとに、ユーザーの暮らしに身近な物が欲しいという声に応え、「素材とデザイン」をキーワードに現代のライフスタイルにも溶け込む製品づくりをされています。
■生産地 : 日本 (Made in JAPAN)、富山県 
■材質 : 本錫製と真鍮製


 

 

 

 

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