【香とお花のおもてなし vol.6】梅雨バテになる前に・・・!

ここ数日、梅雨寒の日が続き、道中に咲いている紫陽花が、雨でよどんだ景色を色鮮やか彩って くれていますよね。

 

さて、今週もお店では新しいお花を活け、お客様をお出迎えさせていただいております。

New Image

今週のお花は、[トルコキキョウ]をメイン[フサスグリ]と[アルケミラモリス]を活けてみました。

どのお花もこの季節のお花ですが、中でも[フサスグリ]は珍しいですよね。

New Image2

果実の色が赤色の系統を赤スグリとよび、白色の系統を白スグリと呼ぶそうです。

 毎週お花はこうして活けているのですが、久々にこのテーマでのブログアップになります。先週は、展示会に出展させていただいたりと、ちょっとだけ通常とは違う動きをしていたので忙しない日々でしたが、香を焚いた空間の中で、こうしてゆっくりとお花と向き合える時は最高に贅沢なひと時だなとつくづく感じます。

 

 

一年の折り返し時点に

東京も梅雨いりをしてから、連日、しっとりと雨の風情が漂う日々かと思います。
今朝のテレビで、「梅雨バテ」という症状がでているなど特集が組まれていましたが、たしかにこの時期は、湿った空気の重たさもあったり、じとじとした気候の中で、何か気持ちまでもが湿った感じになってしまいますよね。

でも、この梅雨も過ぎると暑い真夏が・・・待ち構えています!!! 
新しい年を迎えてから、ちょうど一年の折り返し地点でもありますし、せっかくならば、夏本番を前に、心身のリセットをして年の後半へ備える、この時期ならではの過ごし方を満喫してみてはいかがでしょうか。

香が漂うホッとする空間

雨だから、外に出るのも億劫・・・という方も多くいらっしゃると思います。かくいう私は、この時期になると出不精になってしまいます。 お部屋でまったりしている時間が増えてくる分、お部屋の空間も快適にしたいなぁと思い、先日のお休みの日に久々に大掃除をしてみました。

そのきっかけは、先日のお客様からのお声からでした。

「Juttoku.の印香をお部屋に置いてから、なぜか不思議とお部屋をきれいにしておきたい!という症状にかられるのよね♪」と。

繊細でほのかないいカオリが漂うと、今までは全然気にしていなかった部屋の雑多な部分も、きれいに整えてみたいという衝動にかられるそうです。

すると部屋の空間がスッキリして、今までよりもよい香が漂っている感じがして、ホッとするひと時が増えたとのことでした。

 なんとも嬉しいお話を伺えました^^!

お花の「花瓶」と自分の「部屋」

このお話を聞いてから今思うのは、お部屋がきれいになると気持ちも清々しくなりますが、これって、普段活けているお花にも通じるところがあるのかなと思いました。

お花を活けてから、水をこまめに変えたりしたりいつもお花のことを気にかけていると、不思議とお花の持ちもよいのですが、 時として、心に余裕がないときなどは、ついついそのままにしてしまい・・・・気がつけば、花瓶のお水も淀んできてしまい、みるみるとお花が萎れてきてしまったり。

これって、人間にも通じると思いませんか?!

お部屋が汚くなっていったり散らかっていったりすると、なかなかお部屋の中で安らぐことができず疲弊困憊な状態が続いてしまいますが、ホテル並みとはいわなくても、ほどよく整ってきれいにお手入れされているお部屋だと、仕事から帰ってきても、「あぁ~~やっぱりお部屋が一番安らぐ~♪」という感じでゆっくり休めます。

そうすると、きれいに咲き続けるお花のように、自分自身も健やかな日をくらせると思います!

 

トルコキキョウの花言葉と「香十徳」のおしえ

偶然にも今週活けたお花のトルコキキョウの花言葉は、「清々しい美しさ」。
この〝清々しい”という形容詞がいいですよね。

「香十徳」のおしえのなかに、

清浄心身 身も心も清らかにし
能除汚穢 よく穢れを取り除き

とあります。

この時期は、雨でじとじとして陰気くさい気分や空間になってしまうものです。
「能除汚穢」、まさにそのじめっとした陰気なものをお香を通じて取り除き、「清浄化身」、身も心も清らかに!!!

 

外はじめじめとしていますが、お部屋の中は整理整頓して、香がただよう、“清々しい”空間に。そして、その中で暮らしているご自身もトルコキキョウのお花のように“清々しい美しさ”をはなたれますように・・・・!

ぜひこの梅雨のひと時、香を焚いて、お部屋での心休まる時をお過ごしください♪

追伸:もう夏はすぐそこですよ・・・・♪ きっと・・!!

写真2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『卯月』の満月の夜。新年度を浜田広介氏の言葉から顧みる「想い」と「現実」

今日は、『卯月』の満月の夜。

290813_7629

ニュースによると、今日の満月は「BLOOD MOON」だとか。
日本からは残念ながら見られないみたいですが、ハワイにお住まいの方々は無事にみられたのでしょうか?

さて、早いもので、新年度をむかえて早くも月半ばが経とうとしています。
新入学や新社会人の方だけでなく、部署異動等も含めて、新たな生活環境、仕事環境が始まった方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

新しい環境にはいると、”目標”なり”志”を大きく掲げ、その思い高く日々を過ごされていることと思います。

ただ・・・中には、いろいろと「現実」を目の当たりにしたりして、「想い・志」と「現実」の挾間でココロ揺れ動かれているかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

特に新しい環境の中にはいると、毎日一生懸命過ごしているので、時として気持ちだけが焦ってしまったり、何もできていないのではなど不安になってしまうこともあると思います。

 

でも、大丈夫。
毎日がんばってきた分だけ、必ず皆さんの後ろには「道」ができています。

立ち止まり 振り返り

     またも行く 一筋の道だった

(浜田広介)

『泣いた赤鬼』の童話作家であり、赤鬼と青鬼の童話を50年も書き続けるという職業人生を過ごした彼の言葉です。

前へ前へと進むと時として、果て無き道とも感じてしまいますが、後から振り返ると、そこには一筋の道ができています。 振り返り、また一歩、一歩、前へ・・・。

今日は、ぜひ満月の月あかりのもと、一人静かに振り返りのひとときを過ごされてみてはいかがでしょうか。 この二週間、がむしゃらに頑張ってきた分だけきちんと力・結果がでているのに気づかれたりするのではないでしょうか?!

せっかくの一人静かなひとときですので、Juttoku.の「満月」の香も焚いてみてください。 「満月」にあわせて調香した香りの香が、より心穏やかに自己とみつめあうことができると思います。

それでは、すてきな満月の夜をお過ごしください・・・・・・♪

職人魂のかたまりであるJuttoku.の印香

昨日は、Juttoku.の印香の原型でもある木型の職人の方のところへ行ってまいりました。

電話や手紙等でのやり取りはこまめにさせていただいているのですが、気づけばお会いするのは半年ぶり!!久々の再会に終始心が踊っていました。

仰ぎ見る職人魂

DSC_7078

木型職人の方との出逢いから、かれこれ2年が経ちました。このようなすてきな御縁をいただき、永田様大野屋様には感謝の気持ちでいっぱいです。この場をかりて、あらためて御礼申し上げます。

私は職人の方にお会いするたびに、モノづくりへの姿勢、プロとしての仕事の取り組み方などなど・・・。仕事だけでなく人生においても、多くのことを学ばせていただいております。

私にとっては、まさに師。ご家族の方々とも親しくさせていただいており、いつも先方のもとへ行くのが待ち遠しくも感じています。

さて、お店にご来店いただいたお客様は御覧頂いたことがあると思いますが、Juttoku.の印香が型どられる木型の原型は、まさにこちらの工房で作っていただいております。

淡路島の職人の方にお作りいただいている、香り高い美しい香りを、鼻だけではなく目でみても感じ取っていただきたいという想いでいきついたのが、職人芸で生まれる木型からできる造形です。

 

 

Juttoku.の印香は、職人魂のかたまり

 juttoku_i_3_1

手掘りで彫っていただいた木型を淡路島の工房に運び、木型にはめて一つ一つ手で作っているのがJuttoku.の印香です。

長年様々な木型を彫っている職人の方も、お香用の木型を彫るの初めて。
干菓子と形は同じでも、元の原料が違えば木型の彫り方が違います。 そこにいきつくまでに、最初の印香の制作の時は何度も淡路島と木型職人の方とのやり取りがありました。  

淡路島の職人の方から聞いた制作時にでてくる問題点を、木型職人の方に伝える時も私にはどう改善したほうがいいのかわからずじまいだったのですが・・・・、この方は問題点をすぐに理解していただき、彫り方を改良していただきました。

彫り方一つでも、多様に変化をつけられるその技術は、まさに職人技。
そして、淡路島のお香職人の方々も木型に合わせてその都度、練り方や水の量の調整等々をしていただきながら、ようやくできたのがJuttoku.の印香。

苦労をおかけしてしまったのは、特に「松」。 松の葉を表現した細かい線と、松の幹の部分の薄さを綺麗にだすのは、双方の創意工夫があってようやくできたといっても過言ではないほど。 

まさに、Juttoku.の印香は、協業からうまれ、職人両者の長年の経験から培われるれっきとした技術の賜物なのです。

 

 「香」にこめる想いは、ここからはじまる

DSC_7100

幾重もの時代をこえ、長くある日本の香を現代に生きる私たちも愛用し、未来へと紡いでいきたいと願うJuttoku.の印香は、まさにここから始まります。

お客様に喜んでいただける商品を作りたいと、昨日も長丁場にわたり話し合いました。企画中の新しい印香のデザインは、今まで以上により繊細さと巧妙な技術が求められます。

その印香に宿る命は、この彫刻刀に一刀ずつこめられます。
びっくりするのが、この彫刻刀の種類。全部で何種類あると思いますか?
この写真に写っているのは、ほんの一部。
なんと、全部で300種はあるとのこと。

彫るデザインに合わせて、300種もの彫刻刀を操るのです。。。

作業工程を何度みても、ただただ舌を巻いてしまいます。こんな細かい彫り方は、はたして人間がなしえる技なの?と思ってしまうほど。

早く新作の印香を皆さまにお見せしたいと気持ちが高ぶると同時に、木型の制作工程をぜひご覧いただきたいという思いでいっぱいです。 ぜひ今度あらためて、この木型制作の凄みをご紹介させていただきたいと思っております。

 

とりあえず、今日はここまで・・・・!次回もお楽しみください!
本日も、当ブログをご覧いただきありがとうございました。

 

看脚下~自分をみつめなおす~

足元 足 シャボン玉 芝生  - 写真素材
(c) AOIストックフォト PIXTA

お盆前で、どことなく東京も少し閑散としてきて、
心落ち着く日が続くかなぁ・・・と思いきや、
友人から職場での愚痴聞きがここ毎日続いています。

聞くのはぜんぜん嫌ではないですし、何よりも話を聞くだけでも、
彼女はすごくスッキリする!というのもわかっているので、
ここ最近のもっぱらの夜の日課になっています。^^

でも、毎日聞いているうちに、何か彼女の愚痴の現状に対して
埒が明かないような気がして、私もこれはただただ聞いているだけでは、
いけないと思い、ふと禅の言葉を思い出しました。

かんきゃっか
看脚下

(意味)足元を見よ。この足元とは、自分の日常生活やもっとも身近なもののこと。

「足元を見る」という言葉、今でもよくつくかいますよね。
昔、街道筋の宿場などで、駕篭かきや馬方が旅人の足元の様子を見て、
どれぐらいくたびれているか判断し、値を下げたりふっかけたりしていた、といいます。
疲労していると、いくらでもいいからとにかく駕篭に乗りたい、
馬に乗りたい、と思い、多少高くても払ってしまう。
それが転じて、相手の弱みに付け込んで利益を得ようとすることをいうようになったそうです。

さて、何が言いたいのかというと、

自分の現状というのは、なかなか気づきにくいものですよね。
ストレス・疲れがすごく溜まって、からだが疲弊しているのにもかかわらず、
髪の毛が抜けたり、倒れてしまったり何か悪い事態がおきてから
ようやく気づく。

それまでは、“自分自身” ではなく、“自分の外側”にばかり気にしてしまう。
やれ同僚・上司が悪いから、自分は被害を受けるのだ、
組織がなってないから、自分がこんなにも残業しなきゃいけないのだ・・・・、
など、「自分」が自分の生活から消えてしまい、
どこに立っているのかもわからなくなってしまう、ということはありませんか。

あの人がこうしてくれれば、あの人さえ変わってくれれば、と、
私たちはしばしば、外側に期待をかけるだけで、
問題の本質を目を向けぬままなことがあります。

そう、実は、本当の問題の所在は、自分の中にあったりするものです。

看脚下、足元を見る、つまりは自分自身を見つめてみる

朝か、夜の一人だけのゆっくりした時間の中で、
深呼吸して、自分を見つめ直すといいかもしれませんね。

私個人的には、お香もそのときに焚くのをお勧めしますが。^^;
身も心も浄化してくれるので。

さてさて、そんな愚痴だらけの彼女ですが、
この言葉にふと気づきを受けたのか・・・・、少し改善されているようです。
実は外部に問題があるとばかり思っていたのが、
よくよく考えてみると、自分からも改善していける機会があったそうで。
何か前向きな彼女になって、一安心です。

そして、靴も磨くように心がけているそうです!!
たしかに・・・・風水でも仕事運をあげるには、キレイな靴をはく!
というのがありますしね。^^
何か理にかなっていますね。

本日も当ブログをご覧いただきありがとうございました。

プラスのエネルギーが呼び込む幸せな笑顔

母と子 - 写真素材 (c) neco.ストック写真 PIXTA

無事に東京へ戻ってきました!

帰りは、神戸にはいってから渋滞に巻き込まれ、予約していた飛行機の便に乗れず、
一瞬あたふたしてしまいましたが、親切なアテンダントの方のお陰で、
関西空港からの飛行機をおさえていただけ、無事に帰路 につくことができました。

さて、淡路島では職人の方と入念にお打ち合わせさせていただき、
いろいろな香りをあれかなこれかなと、満足いくまで話してきました。
これからいよいよ試作つくりです!
どういう香りが放たれるお香になるか・・・楽しみでしかたがありません。

それにしても、淡路島に来るたびに、こちらの職人の方とのお話が楽しくてしかたが
ありません。優しい笑顔、優しい人柄・・・一緒にいるだけでも、心癒される方です。

この方々が作るお香のファンは、某お寺の住職さんも多くいらっしゃるそうです。
瞑想の時にかかせない、といってここでつくられた沈香のお香を焚いているそうです。
いい香りで包まれるだけでなく、その場が清められ、より深く精神統一して
瞑想にはいれるそうです。

また一方で、目に見えないエネルギーが見えるという方がお客様にいらっしゃるそうで、
この職人の方々が作ったお香を焚くと、邪気がとんでいくのが目に見てわかるし、
また、ご仏壇にそなえると、ご先祖様が大変お喜びになられている、
ということをおっしゃっていたそうです。

使い方は人それぞれであっても、
お香を焚いてその香りで、心から癒され楽しんでいただけるのが嬉しい、
と微笑みながらお話いただけました。

作る過程の中でも、こうして笑顔あふれるプラスのエネルギーがはいっている
から、プラスエネルギーがまたプラスを呼び込むのかな?
なんて思ってしまうほど・・・、
あらためて、職人の方々の心優しい人柄に触れることができる一日でした。

新作の香りの試作ができたら、また随時ご報告させていただきますね!

本日も当ブログをご覧いただきありがとうございました。